住宅業界は斜陽か

今年の建築・建材展を見て来て思うことは業界の元気の無さ!

仕方ないですがね。

住宅以外の建設業界はこの十数年来ずうっと下り坂

ある著名な建設コンサルタントを思い出します。

著書も沢山あり、ゼネコンのコンサルタントをしたり、

全国の建設業界の集まりで講演もして、業界の生き残り策を説いていた人ですが

私が最後に聴いた講演では

「建設業コンサルはもう辞めますわ。商売にならない。これからは環境をやる」

と宣うた。

とうとうコンサルタントにも見捨てられたか‥と苦笑するしかなかった。

実際、業界は青息吐息。

皆、他社が消えたら楽になると自分だけ生き残る積もりで頑張っているけど、

所詮、魚が10匹の池に30人が釣り糸を垂らしている状況、

皆、栄養失調でふらふら。

減ったとは言え、未だ労働人口の一割を占めている人々がふらふらなのだから

景気が良くなるわけもない。

住宅業界もいよいよ不景気クラブの仲間入り。

人口が減るのだから住宅も減って当たり前なんだけど

やはり、自分だけは生き残る積もり人が多いようです。

もちろん、そとや工房もそのつもりですが‥‥‥何か???

今までと同じことをしていても駄目、新しい市場を開拓するに尽きるのだけど

すぐにバクる節操のない業界だけにどうなるやら。

(ρ°∩°)フゥ


ビッグサイトは同時期に色んな展示会があり一通り見てきましたが

一番混み合っていたのはLEDの展示会場。

今一番脚光の業種ですからねぇ。でも早くも過当競争の雰囲気がありました。

担当者の親切丁寧な説明を聞いて「ヘェ、スゴいなぁ」と思っても

客観的にどれだけスゴいのかはよく解りません。

例えば蛍光灯型の照明器具。何社かで展示していましたが、

イニシャルコスト、ランニングコスト、明るさ等等 同じ条件で並べないと

比較出来ません。素人には、どれを聞いても

「フゥーン、スゴいなぁ」

で 終わり 。

電気音痴の私にはみんな凄い!でした。有り難うございました。

やはり新しい市場も性能評価やそのプレゼンテーションが大事なようです。