杭打ち事件(その2)‥‥人身御供にされた下請け

傾いたマンション事件


前回の間違い=トップの不動産会社は三井不動産でしたm(_ _)m


さて長々と書きましたが、要するに 旭化成建材に責任があるならどの点か?


何故データを偽造しなければならなかったのか?‥ということの二点。


先ほどテレビのニュースで、やっと元請けのお偉いさんが記者会見、ふざけてますな(-_-#)


まるで被害者みたいな発言。嘘が見抜けなかっただけが責任だって!それを監理するのがお前の仕事だよ!


「杭足りなかったら何とかするのが杭打ち業者の腕の見せどころだ」


副社長様の発言。


呆れて、言葉を失うってしまうわ(`ε´)


短い杭をどうやって伸ばすの?「長くな〜れ、長くな〜れ」なんてオマジナイが三井住友建設にはあるらしい。


素晴らしい!要するに「自分達は知らないふりするから、上手くやれ」ということらしい


それが データ偽造しろと言うことか!


杭の数量については設計通りで何も問題なってないから間違いがないらしい。


杭や鉄骨など大きな資材はゼネコンがメーカーと年間契約していてゼネコン支給の場合も多い。


杭の数量は間違いなかった。つまり、旭化成建材は支給された杭は全て指示通り打ちこんだ


あるいは設計通り、注文書通りに施工したということだ。じゃあ責任無いでしょ。


それでは何故データ改ざんをしたのか、旭化成建材が改ざんする必要はない。考えられる可能性は二つ


一つは
先の副社長の発言と同じ方針、さすがに財閥様の上意下達「下請けが何とかしろ!」という元請け様の指示。


もう一つは、追加工事をしても、「工期の延期はしない、工事費の増額もしない‥‥」という元請け様の姿勢


下請けとしては、データで辻褄あわせることで自社を守ったわけだ。


三井、住友、日立、親会社の旭化成‥‥これだけの圧力‥‥恐ろしや


杭打ち現場担当者の苦しい立場は想像するに余りあるが、負けるな!発言してほしい。


悪い前例を残すなりかねない。業界の為にもならない。


こんな話ばかりだと建設業界のイメージが悪くなるけど、こんなのばかりではない。


次回は私の30代から20年余のゼネコンとの付き合いの経験を話しましょう


続く