出会いの収支

先日 取引先の営業担当者が退職の挨拶に来てくれました。

もう一度勉強し直して少々方向転換するらしい。

まだ31才、遅くはない、O君の健闘を祈ります。

その前の週には銀行担当者が転任挨拶と、

取引先であるメーカーさんがトップ交代の挨拶を兼ねてご来店

異動の季節ですね。

春はたくさんの出会いと別れの季節

この年になるまで数え切れない出会いと別れを繰り返してきた。

仕事に追われる生活では、出会いも別れも仕事関係ばかり

言わば利害がらみなんだけど、その中でも損得無しの付き合いが続く友人達を

幾人も得られたことは本当に幸せだと思う。

ただ、この年になると 友人知人達の訃報や病気の情報も伝わってくる。

特に 自分より若い人の訃報は痛ましく悲しく、寂しさを痛切に感じる。

昨年は縁のあった二人の方が旅立った。

年を重ねると、出会いが減って別ればかりが増えるのだろう。

“出会いの収支がマイナス”

リタイアすれば一段とこの傾向が強まるのは間違いない。

マイナスが続いて在庫がゼロにならないように

どんどん出会いを増やして大事にしていかなければ‥と思う。

新芽や花が溢れ、むせるほどの生命力が漲る春を前に

こんな事をシミジミ考えるのは間違いなく、年のせいです

(ノ△T)