真夜中の妄想
夜中に目が覚めた。
エアコンも加湿器も付けっ放っなしで、暑くて覚めてしまった
5時頃かな?と時計を見れば1:06!
アカン、早く寝ないと寝不足になる、と焦るが一眠りしたので目が冴えてしまった。
こういう時、無理やり目をつむっても、色んな事を考えだして返って眠れなくなる。
昔から寝付きが悪い。
枕元にメモを置き夜中に閃いたこと書いて、それで大成功したとか発明したとか立派な人達の話は
何度か聞いてことがあって自分も試してみたことがあるけど、翌朝 見たら
「アホちゃうか?」と思う事ばかり。所詮、凡人のは寝言の類い。
眠くなるまで本でも読むとする。手にしたのは吉行淳之介のエッセイ集。
面白いのは、最近テレビで宣伝しているアメリカ映画と同じ発想の妄想話。
生まれてすぐ老人になり年と共に逆行して行き、最後は精子と卵子に分裂して終わり。
火葬の必要が無いから良いと言う。ナルホド。若返っていく人生!イイカモ。
大病を色々した人だからか死についての話が多い。
「人生最後の言葉」という本があるらしい。有名なのはゲーテ 「もっと光を…」
氏に言わせると「キザで嫌みな男」 確かに格好良すぎる。
他の引用を紹介すると
キューリー夫人:注射しようとした医者に向かって「いやです。そっとしておいてください」
フランスの詩人:「眠れる……やっと眠れる」
ワカル気がする。
ポーランドの哲学者:「私は、いつも、なんと愚かだったことだろう」
これもワカル気がする。けど、もういいんじゃない。
ピョートル一世:「全部、返せ……」爆笑(^O^)
一番気に入ったのはイギリスのスターンという作家の最後の言葉
「さあ、これでよし」
最後がこういう心境なら申し分ない人生でしょうね。
眠くなってきた、寝よう。おやすみなさい? ブログも書いたし‥
「これでよし」