緑地協定
大きな団地には 緑地協定が結ばれている事が多くなりました。
緑化率などは何処も似たものですから外構プランに考慮するのは問題はありません。
但し その他の内容によってはお客様の希望が協定に反してしまい、施工出来ない場合も起こります。
特にクローズタイプにはセットバックで駐車スペースが不足することがあります。
緑地のことだからと気楽に考えず、内容をよく把握して、家の配置も考えていただきたいと思います。
以前にあった電話でのご相談。お住まいは、道路面を生垣にする協定の団地。
「住んで十数年、年寄りだけなので手入れが大変。刈った枝葉はゴミ袋に20個以上だし、外側は
擁壁の上なので脚立が要るので危険。頼めば毎年費用がいる。いっそ 目隠しのフェンスにしたい。」
というもの。自治会の了承を得て欲しい旨 お伝えしましたが、その後 連絡がなく ずうっと気に
なっています。いかがされたのでしょうか?
生垣は 防災、環境などあらゆる面で優れた外構素材だと思います。但しメンテナンスは必須です。
弊社では生垣希望のお客様にはメンテナンスと防犯上から高くし過ぎないよう申し上げています。
解決策を思いつかない、難しい問題でした。