街並みの統一感 とは…?
最近 お客様の相談に目立つことが 住宅の契約に外構工事も条件付けされているけど……という内容。
メーカーさんも売上高を上げたいから、仕方ないでしょうね。
ただ 問題は契約時に、プランと見積がキチッと説明されず お客様が納得していないこと。(法的な話は後日改めて)
そして 条件付けの理由として必ず言うのが
「街並みの統一感を守るため」
素晴らしい!(拍手) 本当に 素晴らしい考えです。是非とも実現して頂きたいと思います。
特に 大手メーカーのS社とD社の造成地は殆どこの条件付き。実態はどうでしょう。
S社の某団地。グレーの住宅、外構は同じようなプランを敷地に合わせて貼り付け、同じ材料に同じ仕上げ。
D社の某団地、只今建築ラッシュ。完成した区画を見ると全く同じ門柱がズラリ、「墓石のよう」とはお客様の弁
要するにプランの手間を省き、コスト削減の為の大量生産方式。「統一感」とは「画一化」?「没個性化」?
両社とも優秀な設計士やデザイナーがたくさんいる筈。彼らは どう思っているのでしょうか?
完成した街並みを見て 本気で 良い街並みが出来たと思っているのでしょうか?
私には没個性的で退屈な街にしか見えません。