晶子…読んだことのない人へ

社長の北居です

改造内閣の与謝野大臣は与謝野鉄幹・晶子夫妻の孫。

11人の子沢山だったので孫は何人いるのでしょうねェ

この与謝野晶子は私が尊敬する女性の一人です。

高校生の頃 「君死にたまふことなかれ」の全文を初めて読んだ時の 鳥肌立つ感動を思い出します。

戦地(日露戦争)の弟への思いだけでなく、戦争の非人間性や それを強制する国家をも厳しく糾弾しています。

時代は戦意高揚一色。激しい非難を浴びた事でしょう。

但し内容は政治的、思想的なものではなく 一人の人間としての血の出るような思いを歌った反戦詩です。

今の時代、晶子のように、時代に流されず純粋に一人の人間としての声が必要なのだと思います。

こう書くと硬〜い人物に思われそうですが

「柔肌の熱き血潮に…」など女性の情感を大胆に歌ったものが数多くあります。

明治という時代にはかなり センセーショナルな人物だったろうと思います。

女性の地位向上の先駆者の一人であることは間違いありません。

若い人、特に 女性に一読をお勧めします。


ところで 晶子は毛深いことが悩みだったとか…孫には遺伝したのか、しなかったのか?